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【豆知識】美容室定休日の謎

こんにちは、フランダースの菅です

 

お客様との会話でよく出てくるのが

「美容室の定休日はなぜ月曜(関東では火曜)なのか」

 

実は戦争が関係していた!?

第二次世界大戦後の日本は電力不足から

休電日」と呼ばれる電力の供給をストップする日が設けられていました

後述の通り電気が必須の美容室は休電日が定休日に

関東では火曜であったり、その休電日が地域ごとに違う日だったんですねー

 

 

水力発電が当時主流だった

水力発電は季節的変動が著しく、安定して電力を供給できなかった

緊急遮断や、休電日の指定も週1日から緊急時は週2、3日と増加されました

 

ちなみに戦後復興期に火力発電の増設が行われ、水力発電からの脱却を図りました

日本の電力供給の中心が火力発電である元となった話

 

 

当時の美容院は電気が必須

当時は今のようなコールドパーマがなく

電髪」「電気パーマ」と呼ばれるパーマが主流で、大流行していました

最高のおしゃれで富の象徴だったんです

そのため電気は必須、休電日は休まざる終えず

それでも営業する場合は「ロウソク営業」でした

 

 

そしてそのまま名残に

休電日がなくなった後も過当競争を避けるため組合が休電日を元に定めていました

現在は決まりはなく組合も呼びかけ程度に留まっています

 

でも土日の来客の多い接客業ということもあったり

そのまま定休日が継承・定着されてるので講義なんかも開きやすかったり

なんだかんだ慣習化されているのではないでしょうか

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか

僕も初めて知りました!おもしろいですよねー!

他の業界でも定休日にまつわる歴史があったりするので調べてみてもおもしろいですよ!

 

 

  

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